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所属紹介駅伝(第6回)・・・「一宮温泉病院」

所属紹介駅伝(第6回)

「一宮温泉病院」

一宮温泉病院は昭和56年11月5日に開設され、今年で創立43年を迎えました。地域に根差した医療提供を目指し、外来診療部門と在宅診療部門、併設の在宅支援センターが連携しながら、地域の皆様の在宅生活の一助になれるよう業務に取り組んでいます。

 

入院病棟は回復期リハビリテーション病棟が33床、地域包括ケア病棟は71床、合計104床。人工関節・スポーツ医学センターを併設している事もあり、関節の悩みを抱えている方が比較的多く入院されますが、治療とリハビリを終えて笑顔で自宅退院される様子は、見ていてとても晴れやかな気持ちになります。

 

現在の医療連携室のスタッフはMSW4名、看護師1名、事務クラークが1名在籍しており、和気あいあいとした雰囲気の中、協力し合って仕事に取り組んでいます。当院では入院相談から受入れの日程調整、退院支援までの流れをひとりのMSWが担当し、相談当初から退院支援や援助の方向性をイメージしながら関わっています。

 

自宅退院された患者様のうち、支援が必要な方については希望に応じて併設の在宅支援センター(訪問看護ステーション、訪問リハビリテーション、居宅介護支援事業所)が退院後の生活をお手伝いさせていただきます。入院中からMSWを介して、スムーズに在宅生活に戻れるよう連携を図っています。

 

 

また、病院内にて「医療と介護 連携相談コーナー」を定期的に開催しています。月4回、正面玄関入り口にてMSWとケアマネジャーが相談ブースを開き、世間話から本格的な相談(?)まで対応しています。時々、外来の待ち時間にお年寄りが若い頃のことや毎日頑張っている話を聞かせてくれるので、こちらが元気をもらっています。

 

 

一宮町は果樹農家の方が多い地域なので、農繁期と農閑期では支援の方向性が違うなど地域ならではの課題もあります。MSWだけでなく他職種も含め情報交換や知恵を出し合い、できるだけ地域での生活に寄り添った支援ができるように心掛け、これからも頑張っていきたいと思います。

 

 

 

 

一宮温泉病院 地域医療連携室

MSW窪田

 

次回の駅伝投稿は2月を予定しております!

皆さま良いお年を~