News お知らせ
R7年7月26日 新任者研修開催(1日目)
令和7年7月26日 山梨県立青少年センターにて新任者研修を行いました。
当日は当協会の新任者7名が参加されました。
始めに当協会の太田会長より「山梨県医療ソーシャルワーカー協会の歴史・医療ソーシャルワーカー歴史の原点を見つめて学び続けることの意義」という内容の講義を頂きました。
ソーシャルワーカーとは何をする人なのか、退院調整係ではないことを改めて確認することができました。また昭和37年に山梨県精神科第1号SWが花園病院に採用されてから、時代の変化や国家資格論争等を経て、現在に至るまでの歴史の中で、先輩ソーシャルワーカーの言葉や行動を聞き、参加者それぞれに感じるものがあったと思います。
職場紹介では峡南医療センター富士川病院 柳沢さん、石和共立病院 島田さんに講義を頂きました。急性期医療と回復期医療の特徴や地域性等を知ることは新任者にとって貴重な機会になりました。
(湯村温泉病院 古屋麻美)

---------------------------
講義の後は、新任者と講師、教育研修部の参加者も含め、グループワークを実施いたしました。
「他の医療機関のソーシャルワーカーの話を聞ける機会が少なく、種別の違う機関の話を聞けて新鮮だった」「先輩達にも1年目があった、というお話やアドバイスを聞けて安心できた」等、講義を受けて感じたことなどを共有いたしました。
教育研修部の私自身も、新任者の方々のフレッシュな感想や意見を聞きながら、自分自身が新人だった頃の気持ちを想起しながら参加をさせていただきました。
その後はパールマンの6つのPについて整理した上で、改めて自分の職場や相談業務などを考えるリフレクションの機会とさせていただきました。各々の職場や立場で感じている課題や違いなどを話し合うことが出来ました。その中では、例えば身寄りのない方をクライエントとした際に 急性期病院、回復期病院、介護施設などそれぞれのソーシャルワーカーのいる機関や立場で行う支援や役割が異なることを再認識し、改めて同じソーシャルワーカーの仲間として互いに連携をしていくことの大切さを整理することが出来ました。
新任者研修2日目はグループスーパービジョンを予定しております。
教育研修部として、新任者の方にとってより実りのある研修となるよう、企画運営できればと思います。
講師を引き受けていただいた皆様、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
(市立甲府病院 河西和樹)
